『バカの壁』を読んでバカを分かったつもりになっている全てのバカたちへ
(author: 赤ちゃん )
さて、形而上学とは、莫迦に関する学問の
真に権威ある不朽の名作、古典的名著である
「頭脳の病気に関する試論」を著し、
不可思議にも救世主イマヌエルの名を冠することに
おいても名高い、かの人格高潔な哲学者カントが
その主著『純粋理性批判』第一版序言において、
昏迷と矛盾の中に人間理性が堕落した暗黒時代に、
その迷妄の闇を晴らそうとする理性が
その本性から避けがたく運ばれてゆく
「思想の終わりなき闘争の戦場」と定められた場所である。
この戦争の戦火は古来絶えたことはなかった。